「から」と「ので」は どちらも 原因(げんいん)・理由(りゆう)をあらわしますね。違いはいくつかありますが、重要なのは
「から」は話し言葉だけ、「ので」は話し言葉と書き言葉の両方に使えるということ
だと思います。「ので」はやわらくて 丁寧なので 作文に使うのは「ので」です。
As you already know, 'kara' and 'node' both mean the cause and the reason. There are some differences, but the most important point is that you can use ‘kara’ just in spoken language and ‘node’ in both spoken and written language. I recommend you to use ‘node’ when you write an essay or document as ‘node’ is a kind of soft and polite word.
「ので」は、自分の意見というより、事実を客観的に知らせています。そこで、丁寧でやわらかい表現だと相手も感じます。「ので」は、丁寧な依頼・頼み事や謝罪をするときにふさわしい表現です。また、相手に協力を求めるとき、「丁寧形+ので、丁寧形」にすると相手の協力が得やすいと思います。例)明日伺いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
「から」は、話し手の気持ちを表すときに使いますが、自分の意見を強く言っているように聞こえます。「から」は、話し言葉なので、作文には使わないほうがいいでしょう。特定の人(友達、仲間、子供、兄弟など)に自分の考えを表すときによく使います。
会社や学校などで上司や先生、お客さんには「ので」を使うといいですよ。
【から】も【ので】も原因(げんいん)や理由(りゆう)をあらわすために使(つか)われます。使(つか)い方はほとんど同(おな)じですが、でも以下(いか)のような文のときは、「~から」を使って「~ので」は使いません。
1. 話(はな)し手の想像(そうぞう)や判断(はんだん)を表(あらわ)す「~だろう」につなげるときは、「~から」は使えますが、「~ので」は使えません。
例) 道(みち)がこむだろうから、はやく出発(しゅっぱつ)しよう。 (~のでは×)
2. 理由をたずねる質問(しつもん)へのこたえは、「~から」を使います。
例) どうして道(みち)がこんでいるのですか。→ オリンピックが始(はじ)まったからです。(~のでは×)
3. 命令やさそいの文のときは、「~から」を使うのがより自然(しぜん)です。
例) 時間(じかん)がないから、いそげ。(「~ので」 は少し不自然(ふしぜん)です。でも、ていねい形のときは、「~ので」でも自然です。→ 時間がないので、いそいでください。〇)
すでにたくさんの先生から回答が出ている通りです。
・から→話し言葉、意思がある
・ので→書き言葉、丁寧
例文1は、例文2より強く聞こえます。
例文2は、例文1より丁寧に聞こえます。
下の文を見てください。
例文3:私がやりますから、休んでいてください。
例文4:私がやりますので、休んでいてください。
例文3は「わたしがやる」という意思が、例文4より強いです。
例文4は例文3より優しく・丁寧です。
どちらを使っても言いたいことは伝わります。
しかし、自分の気持ちは正確に伝えたいですよね?
怖がらずに、一緒に会話をしながら勉強しましょう!