レベル名: お礼の表現
A:こちら、弊社近くの有名洋菓子店の焼き菓子です。よろしければ、皆さんで休憩のときにでもお召し上がりください。
B:すみません。いつも、お気遣いいただき、ありがとうございます。
会話の内容から、取引先から手土産をもらった場面であることが分かります。
「お気遣い」は相手が気を遣って何かをしてくれることを表します。「お気遣い」はお金や物だけでなく、行為にも使うことができます。
A:本日は突然お伺いしたにも関わらず、ご配慮をいただき誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
B:お会いできて光栄です。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
「ご配慮」は、「他人に対して心を配ること」を意味します。この会話文では、相手が自分に配慮してくれたことに対して感謝を伝えています。尊敬表現なので、目上の人に対して使われる言い回しです。
A:先日問い合わせしました商品未着の件ですが、先ほど商品を受け取りました。迅速にご対応いただき、誠にありがとうございました。
B:ご連絡いただきありがとうございます。この度は注文品未着につき、たいへんご心配をおかけし、申し訳ございませんでした。
「ご心配」は、相手の心配する気持ちを高めた表現です。自分のせいで相手を心配させたときに「ご心配をおかけしてしまい申し訳ございません」のように使われます。